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【旅する腕時計 Vol.7】福岡

旅する腕時計、本日は福岡です。

以前旅行に行った弟いわく「おれ、転勤するなら福岡がいい」だそうです。
そして過去に福岡在住だった上司ナカムラいわく「東京・渋谷・新宿・池袋・羽田がひとつになったようなところ」とのこと。
食と利便性、そして可愛らしい印象の博多弁(テレビで見たお嬢さんが語尾に「と」とつけるのはほんともう可愛いとしか言葉が出ない)が高い人気を誇るのでしょう。

現代では福岡・北九州という2つの政令指定都市を有し、九州地方でも最大の人口規模を誇ります。まずは福岡の名所からどうぞ!

天神様こと菅原道真ゆかりの太宰府天満宮。
女神アマテラスの3人娘であり、宗像三女神を祀る宗像大社。
天上から揺らめく紫が壮麗な藤の花(各所あり)。
歴史の教科書でおなじみの金印に、美しいのに飾れば怖い幽霊画、黒田家伝来の名刀を収蔵する福岡市博物館。
サケとナサケの交差点、夜を彩る屋台郡。
120年の時を経て海と人々をつなぎ続ける関門海峡と門司港。

近代的な見所も数多くありますが、今回は歴史の感じられる場所をピックアップしてみました。

太宰府天満宮は菅原道真公の御墓所のうえに創建されたそうです。
謂れのない罪を着せられ不遇の晩年を送った菅原道真公ですが、現代では学問の神として信仰されています。日本各地にあるので、天満宮でお参りをした方も多いのではないでしょうか。そして天神様といえば梅の花ですね。厳冬に咲く梅の優しい香りは参拝客に春を感じさせてくれますね。名物の梅が枝餅もいつか現地でいただきたいものです。


藤の花も4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎えますが、ことに福岡の河内藤園は海外からの観光客も多く絶景とのこと。ウェブ上の写真だけでも散華のそれか紫雲と見まごう程の美しさです。これ本物はもっとすごいんじゃないかと…!
ワタクシ、今年は生きているうちに浄土の端を覗きに行こうと思います。

福岡市博物館では黒田節に歌われる槍の「日本号」や、国宝の刀「圧切長谷部」などを収蔵しているそうです。
同館所蔵の幽霊画は数年前に横浜そごうで見たのですが、なんともいえない凄みがありましたね…。
筆致も色も細く控えめなのに、紙の中に人間の業とはかなさのようなものが漂っていました。怖いけどそれ以上に人を魅了してやみません。それが幽霊画。
特別展の内容は変動しますので、気になるものがある方はぜひ事前に調べていってみてはいかがでしょう。

そして福岡のグルメといえば
たっぷりの野菜にぷるりとした脂のとろけるモツ鍋。
鳥のエキスを極限まで煮出した真っ白い水炊き。
細めんに絡むスープときくらげが美味しい豚骨ラーメン。
各店自慢の辛子明太子。
銘菓の絶対王者 博多とおりもん。

などなど!知る人ぞ知る…というより、旨いものの総意というべくラインナップ。
間違いなく強いですね。

福岡に行くまで実は明太子にさほどときめかなかったのですが(スミマセン)、かねふくブランドの明太子で開眼した経験があります。辛いのにじわっと旨みが染み出してくる…。
いつもの白ご飯を一品メニューのご馳走にかえたあの奇跡。
自宅用には、切れ子などのちょっと形の崩れたものだと気軽に使えてよいですよね。

そして名月堂の銘菓「博多通りもん」。お土産でいただきその存在を知り、以来「もう絶対買ってきてお土産」に君臨し続けています。
バター香るまったりとした餡が次から次に誘惑してきてほんとけしからん。好きorz
1つ目は至福、2つ目そこはかとない罪悪感、3つ目食べると様々な葛藤がなくなります(自分比)。

同じくお土産でその存在を知った福太郎の「めんべい」、こちらもおすすめです。
大判で厚みのある海鮮せんべいは、かむほどに旨みが広がります。
味が濃厚なのでちまちま割って酒の肴にしていました。

そして銘菓の最後にご紹介するのは、人類の歯槽骨と臼歯に対するリーサルウェポン・くろがね堅パン。
あんなに堅い食物は、30数年生きてきていまだかつて知りません。
その堅さはもはやネタの類ですが、味はほんとに素朴で優しい味なんです。
いうなればタマゴボーロの超強化版。

決して前歯で挑んでは絶対にいけません。下手したら前歯が本当にお亡くなりになるので、奥歯で押さえつけて粉砕>咀嚼の流れをとります。
ほんっとに堅いので、揺れる車中でとか食べ歩きで…などは口の中を噛んで口内炎になるのでおすすめしません。
凄まじい強度と水分奪取量を誇るこの堅パンですが、ビスコッティのように牛乳や紅茶などに浸して食べると勝てます。いや何と張り合ってんだという気もしないんわけじゃないですが、美味しさの前に食感のほうが凄くてですね…
脳髄まで響くような男気な歯ごたえ、懐かしい甘さを楽しみたい方におすすめします。

そして今日の記事はいつにも増して食べ物率高いですね。


腕時計は藤です。
アーガイル模様を利用して記号のように藤の花をイメージしました。文字盤をペールブルーにしたのは白のままではさみしかったのと、北欧の腕時計をイメージしたからです。