Vivid Time

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日々のできごと 

金曜はどぜうの夜

色々あって先週の金曜に人生初のどぜう鍋を食べに行きました!

大体当日か2日前くらいに「アレなので会をします」という謎にざっくりとした連絡をするのですが、それでも付き合ってくれる友人達に感謝です。
自分以外の2人はなんと2、3年振りに再会したそうですが「先週も会って飲んでました」くらいの体で話してましたね。
つまり人生には好きな食と気の置けない友人が数人居てくれるといいなと思います。

お店は浅草に本店を置く駒方どぜうの渋谷店です。渋谷駅から程近いビルの中に老舗の風情漂う籬が。
入り口ではどぜうと白く染め抜かれた紺の暖簾が揺れています。

この日はラストオーダーも近かったため、お客さんもややまばら。
ゆったりとお酒を嗜むのにふさわしいシュチュエーションです。素晴らしい…!


まるまる泥鰌。奥に写っている葱をのせて仕上げる。

着席後は早速どぜうなべと柳川なべを注文しました。
どぜうなべは浅い鉄鍋にびっしりと丸のままの泥鰌が行儀良く並んでいます。火は通っているので卓上のコンロで冷めないように温めつつ、たっぷりの長ネギをのせて仕上げます。
火にかけたままになるので段々お汁が少なくなるのですが、割り下が別に用意されているので都度足しつつ煮込みました。

泥鰌というと「やっぱりちょっとは泥臭い?」と思っていましたが、こちらのは全然臭みもありません。ほろほろっと骨まで崩れる柔らかい食感に、甘辛い醤油味の割り下がすごく美味しい。ここ数日待ち望んだ和食の味!
泥鰌は丸のまま入っているのでほんのりワタの苦味も楽しめつつ、そこに長ネギの食感と風味がまた合うんですね。個人的に葱はクタッと煮えたのが好きなので、最後のネギがより好きでした。


玉子でとじた柳川。

そして泥鰌とささがきごぼうを一緒に煮込み、溶き玉子でとじた柳川なべ。
こちらはごぼうの歯ごたえ(といってもささがきなのでそんなに筋っぽくない)と土の香りが美味しいです。ふわっとした玉子がごぼうと泥鰌の出汁をまとめてくれて、ほっとする味です。玉子入るとどうしたって統一感とまろやかさが出るよね。全てをまとめる全能の食材、玉子。
あとは泥鰌の姿が隠れているので、どぜうなべより見目が優しい(姿のままに抵抗ある人には最初はこちらが良いかも)。


下のお皿にこぼれるくらい注いでもらっていて、嬉しい。

お酒はふり袖という原酒を枡でいただきました!
これも自分が好きな甘めの日本酒で美味しかったです。
普段はお猪口ですが、枡酒ってより「日本酒飲んでる」雰囲気があって良いですね~。
ただ枡の持ち方を知らずでしたので、後日調べたらどうも間違ってたっぽいですorz
次回は気をつけようと思いました。。。

追加で頼んだ鯨の竜田揚げも揚げ具合が絶妙でした。レア過ぎず揚がりすぎず、弾力のある歯ごたえが美味しい。
噛み締めるとあの鯨独特の旨みが出ます。ちょっと獣っぽい風味が、何故かあとを引いてしまう鯨肉。

〆には玉子雑炊をいただきお開きです。どぜう鍋がコクのある甘辛味に対し、こちらはお出汁のさっぱりやさしい味です。

お酒がメインでしたので腹七分目という感じでしたが(まだ入るって行ったら定食屋さん連れて行こうかwという魅惑のお誘いが…!)、食べたかった味をいただけたので満足でした!
どぜうなべ定食というのには白ご飯(とおかずや汁物)がついてくるそうなので、今度は白ご飯も一緒に堪能したいと思います。