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意外と簡単だった!腕時計のベルトの外し方をマスターしよう

腕時計のベルト外しは誰でもできる?

本体は何ともなっていないのに、ベルトが傷んだり汚れたりして、使わなくなった腕時計が自宅に眠っていませんか?

浸水が怖くて洗わず放置しているという人や、時計店に行く時間がない人、工賃を払うくらいなら買い換えたほうがいいと思う人もいるはずです。

もし自分でベルトが外せたら、お店に行かずとも、ベルトの洗浄や交換などをすることができます。「難しそう」、「細かい作業が必要なのでは?」と懸念されがちですが、誰でもできるベルトの外し方をご紹介します。


玄人気分になれる?意外と簡単なベルト外し

市販の腕時計の大半は、自分でベルト外しを行うことができます。

ベルト外しは意外にも簡単で、時計愛好家なら当然自分でしているという人も少なくありません。

ベルトの寿命に合わせて、腕時計を新調するのはなかなか大変。

ベルトを外して、こまめに手入れや洗浄をしたり、定期的に交換したりすることで、買い換える回数が減ります。

気に入っている腕時計ならなおさら、きちんとケアして長く使いたいですよね。


1本あると便利な「バネ棒外し」

やり方さえ分かれば誰でも簡単にできます。

用意するのはバネ棒外しという工具だけです。

ネットストアなどで数百円で購入することができます。

バネの穴が小さい時計などの場合は、替え刃が必要になりますが、それも手頃な値段で売られていますので、用意しておくと重宝します。

コツをつかむまでは、細かい作業が難しく感じるかもしれませんが、バネ棒外しの扱いに慣れれば数分でできるようになります。


構造のチェックと工具の使い方

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バネの組みこまれ方

まずは時計とベルトを繋ぐバネが、どう組み込まれているかをチェックしましょう。

バネ外し棒は、片方がバネを突けるように先端がI字型になっていて、反対は引っかけるようY字型の二股構造になっています。

ベルトの連結部分にあたるラグに、外から突ける穴がある場合や、外側からバネが目視できる場合はI字型の方を使い、穴がない場合はY字型の方を使います。

工具の扱いが不安な人は、一度時計店でレクチャーを受けると良いかもしれませんね。

ベルトの外し方

金属製ベルトと皮ベルトに分けてご紹介します。

バネ外し棒は、上下の先端が鋭利になっています。

取扱いには注意して、力を入れるときはケガなどしないように気をつけて下さい。

また時計のフェイスやラグにキズをつける恐れもありますので、柔らかい布やタオルなどで保護しながら作業を行うと安心です。

細かい作業なので、手元に電気スタンドを置くなど明るくしておきましょう。

金属製ベルト

金属製ベルトの場合、裏面を見るとバネ棒が覗く溝があるのが分かります。

バネ外し棒のI字型の方をこの溝に差し込み、バネ棒の端を中央に向かって押し込みます。

バネ棒の伸縮が固いときは、時計を作業台に固定すると力が入れやすくなりますが、必ず布などを敷いてから行って下さい。

市販の精密ドライバーのマイナスを使うことも可能です。

バネ棒を内側に押し縮めながら、ベルトをずらすと簡単に外れます。

皮ベルト(穴あり)

ラグの外側に穴がある場合は、I字型の方を使います。

時計を作業台に対して垂直に固定しますが、このときリューズが上向きになるようにセットします。

片方の手で押さえながら、傷つけないよう慎重に穴にI字型の先端を差し込み、バネ棒を押し込むように力を入れます。

バネ棒をしっかり押しこんだらそのままベルトをずらして外します。

皮ベルト(穴なし)

ラグの外側に穴がない場合は、Y字型の方を使います。

このときもリューズを上向きにして、手でしっかり支えながら固定します。

バネ棒は外から見えませんが、ベルトを繋ぐように通っているので、ラグとベルトの間にY字型の先端を差し込みます。

バネ棒の溝に引っ掛けたら、てこの原理で伸縮部分を押し下げます。

その状態でバネ外し棒を手前に引くと、ベルトが外れます。

自分でベルトの交換も可能

ベルトの外し方をマスターしたら、時計店に行かなくても自分でベルト交換ができるようになります。

古くなったベルトを新しいものに付け変えフェイス周りを磨くことで、新品さながらに生まれ変わります。

それが自宅で簡単にできるようになると、達成感が得られ節約にもなりますよね。

またベルト交換することでイメチェンになったり、TPOに合わせて付け変えたりすることも可能です。

アイデア次第で自分好みにカスタマイズでき、より一層時計を愉しむことができるでしょう。


少ない工具で外し方も簡単

腕時計のベルトはプロじゃないと外せないと思っている人は少なくありません。

しかしその方法は意外と簡単。また工具も少なく気軽に作業できるというもの。

自分で外すことで、水没を恐れてなかなかできなかった水洗いや、気分に応じたベルト交換も気軽にできるようになるでしょう。

中にはベルトと時計本体が一体になっているものや、バネ棒が錆ついて伸縮できなくなっているものなど、自分では外せないものもあります。

プロに聞くなどして、作業の可不可を事前に確認しましょう。