ノベルティの単価はどれくらい?
ノベルティを制作するにあたり重要になる単価。大量に生産するには単価が安いものを選ぶ必要がありますし、それほど数が必要なければ、単価の高いものを選ぶこともできます。ポケットティッシュがボールペンなどは単価が低いものですが、もっと変わったものを選びたい、見た目が豪華なものを作りたい、という場合はどれくらいでできるものなのでしょうか?
500円出すと満足される?
ティッシュやボールペンも便利で重宝されますが、もっと豪華で、もらった人が喜んでくれるものとなると単価が高くなります。500円程度の単価であれば、マグカップやカードケース、トートバッグなど豪華さが出ます。さらにネイルケアセットやクーラーボックスなど、便利で重宝するものを制作することも可能です。希望するノベルティはどれくらの単価になるのかを把握して、予算と希望に合ったものを制作しましょう。

業者による違い
ノベルティの単価は制作会社によっても異なります。会社で得意としているものや、関連会社から素材を提供してもらえるなどといった理由があれば、特定の製品が安く作れるという場合もあります。
制作会社によっては安いことをメリットとして掲げている会社もあり、そういった会社は全般的に単価が安いものです。作りたいノベルティがどのようなものか、それを安く作れるのはどういった制作会社か、などを比較検討してみて、単価の安い制作会社で作るといいでしょう。
ノベルティの単価を知って比べる
一番多く利用される単価は?
一番多く利用されるのは50~100円程度の単価のようです。量にもよりますが、経費も多くかかりすぎず、ノベルティの種類も豊富で、選びやすい、ということが理由です。反対に、1000円以上となると、通常のノベルティというよりは贈答品などを作る際にこれくらいの単価をかけて作ることが多いようです。
さまざまなノベルティの単価はどれくらいなのでしょうか?業者によっても異なりますが、相場としてどれくらいなのかを把握しておきましょう。
単価別ノベルティグッズ
10円以内でできるもの
ポケットティッシュ、箸袋、封筒、紙製のコースター、うちわ、などがあります。
手軽に発注できて、予算も少なくてすみます。業者の中には、10000以上から、など大量発注の場合のみ、単価を低くしていることもあります。
100円程度でできるもの
クリアファイル、メモ帳、ボールペン、消しゴム、ウェットティッシュ、オリジナルうちわ、携帯スタンド、クリーナー、フェイスタオル、マグネット、菓子類などがあります。
100円まで単価が上がると、選べるグッズの種類も豊富になります。ボールペンなどもカラフルでデザインの素敵なものを作ることも可能です。
500円程度でできるもの
ウェストポーチ、バッグ、マグカップ、ネイルケアセット、傘、クーラーボックス、ペットボトル飲料など。
500円ともなると豪華さが出てきます。「無料でもらえるなんてお得」という感じも出て、欲しいものであれば、喜んでもらえるでしょう。便利に使えるグッズもたくさんあります。
1000円程度でできるもの
QUOカード、ステンレス製タンブラー、Tシャツ、タオル、スリッパ、電卓、USB、観葉植物、キッチンタイマー、湯たんぽなど。
単価が大きくなると、小ロットから発注できるものも増えてきます。
1000円以上
大判カレンダー、ブルゾン、ハッピ、ステンレスポット、タペストリー、ワインオープナーセット、システム手帳、折り畳み傘など。
単価が高くなると衣料品なども選ぶことができます。
特定の商品に特化した制作会社選び
ノベルティグッズの単価は制作会社によってさまざまです。希望するノベルティグッズが決まっているのであれば、その商品を得意とする制作会社を選ぶと、より単価が安くなることがあります。
例えばノベルティの中でも人気の高い卓上カレンダー。印刷会社やカレンダー専門店などで制作すると単価が安くなる傾向にあります。単価だけでなく、カレンダーのバリエーションや、名入れ、セミオーダー、フルオーダーなど選び方もいろいろ。エコ商品なども取り扱っている業者もあります。さらに、壁掛けが得意、卓上専門などといった特徴もあるので、比べてみるといいでしょう。
比較的単価が安く、大量生産を得意としている業者と、単価が高く高級感のあるノベルティを得意とする業者もあります。大量生産を得意としている業者は、安いことのほか、納品が早かったりするというメリットがあり、高級品を取り扱う業者は品質が高い、という魅力があります。大量生産している業者でも、高品質である、という場合ももちろんあります。希望のノベルティに合わせた業者選びをすることで、単価も安くなることがあるので、比較してみることが必要です。
単価の相場を知り、希望に見合った業者を選ぶ
単価を安くするなら、大量に発注することです。単価にもよりますが、その場合選ぶアイテムも少なくなることもあります。100円程度の単価であれば、ちょっと便利なグッズもあり、選べるアイテム数も増えていきます。単価が高くなれば、少量からの依頼も受けてくれる会社も増え、よりラグジュアリーな製品を作ることができます。
予算のあることですから、単価を上げることができないなら、希望のノベルティを専門で制作している会社など、得意分野を持っている会社を探してみるといいでしょう。単価が安くなることもあります。また、ターゲットやノベルティの目的に合わせて、それに見合ったものを制作することが重要です。