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企業が取引先に記念品を贈るときの正しいマナーとは

取引先が周年を迎えたとき、関係性によっては記念品を贈るケースも考えられます。

ただ、どんな品がふさわしいのか、渡すタイミングや形式に迷う方も多いのではないでしょうか。

配慮を欠いてしまうと、相手に失礼な印象を与えてしまいます。

この記事では、取引先に周年記念品を贈る際の正しいマナーをご紹介します。

周年記念品を贈るときに気をつけたいマナー

ビジネスマナー

周年記念品を贈る際に、特に注意したいマナーは以下です。

宛名

周年記念品を贈る際は、宛名の書き方に気を付けましょう。

慣れ親しんだ呼び方で記載してしまったり、思い込みによる表記ミスが起こるケースも少なくありません。

特に「株式会社〇〇」か「〇〇株式会社」かといった前株・後株の違いは、間違いやすいポイントです。

会社名の正式な表記は、Webサイトなどで必ず確認しておきましょう。

タイミング

周年記念品を贈るタイミングは、相手の都合に十分配慮しましょう。

あまりにも早いと受け取りの準備が整っていない場合がありますし、遅れてしまうと気遣いが足りない印象を与えてしまいます。

郵送する場合は、記念日の1週間前から前日までに届くよう調整するのが一般的です。

対面で渡すときはアポイントを取り、相手のスケジュールに合わせて訪問するのが礼儀です。

相場

周年記念品の相場は、一般的に3万円前後が目安とされています。

ただし、会社の規模や関係性によっては10万円を超える品が選ばれることもあります。

あまりに高額すぎると相手に気を使わせてしまう可能性があるため、関係性に応じた判断が必要です。

過去に相手企業から記念品を受け取った経験があれば、同程度の金額に揃えるのもよいでしょう。

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のし・水引

紅白のし 蝶結び

周年記念品には、紅白の蝶結びの水引を使ったのしを用いるのが一般的です。

蝶結びは「何度繰り返しても良いこと」を意味し、結婚を除くさまざまなお祝い事に広く用いられています。

より格式を重んじる場面では、金銀の蝶結びを使う場合もあります。

表書きは「〇〇周年記念」と記し、その下に贈り主の会社名を添えるのが基本です。

最近ではプリント済みののしも多く使われていますが、毛筆で書かれたものはより格式ある印象を与えます。

郵送で贈る場合は、配送伝票がのしの上に貼られないよう、内のしを選ぶのがマナーです。

周年記念品を贈る場面では、慣習的に避けるべき品物や言葉があります。

知らずに用いると失礼に当たるため、気を付けましょう。

避けた方が良い品

以下のような品物は、縁起の観点から周年記念品としては不適切とされています。

刃物(ハサミ・包丁など)
 →「縁を切る」ことを連想させるため、周年記念品として用いるべきではありません。

ハンカチ
 →「手巾(てぎれ)」という漢字表記が「別れ」を連想させるため、タブーとされています。

赤い品物
 →「赤字」を連想させることから、ビジネス上の贈り物には不向きです。

避けた方が良い言葉

贈り物に添えるメッセージや表書きで注意したいのが以下のような、忌み言葉や不吉な表現です。

  • 「終わる」「壊れる」「切れる」など、倒産・廃業・破綻を連想させる言葉
  • 「火」「燃える」など、火事や災害を想起させる言葉
  • 重ね言葉(「重ね重ね」「たびたび」など)や、不幸を連想させる表現

周年記念という晴れの場面で、こうした表現を使うことは明確にマナー違反とされています。

まとめ

周年記念品を企業に贈る際のマナーについて紹介しました。

記念品は相手との関係を深める手段にもなりますが、贈り方を誤るとかえって印象を損ねるおそれがあります。

宛名の書き方や相場、のし、水引、贈る時期など、基本的なマナーを押さえた上で丁寧な対応を心がけましょう。

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