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【保存版】ノベルティを配布するメリットや目的は?

販促やブランド認知の向上などを目的に、企業が無償で提供するアイテムを「ノベルティ」と呼びます。

ノベルティはキャンペーンやイベントなど、さまざまな場面で活用されています。

ノベルティは新規顧客の獲得、既存顧客の囲い込みなど配布の意図によって求められる役割が変わります。

当然、目的によってどのようなノベルティを選べばよいのかも違ってくるでしょう。

本記事では、ノベルティの配布によって得られるメリット、目的について解説します。

ノベルティを配布する人

企業がノベルティを配布する目的は何でしょうか。

ここでは、ノベルティ配布の主な目的を整理します。

認知度を高めるため

一番の目的は、認知度を高めるためです。

ノベルティに社名やロゴを入れることで、それを目にする機会が生まれます。

特に日常的に使うアイテムなら、繰り返し使ううちに覚えてもらいやすくなります。

顧客との接点を作るため

ノベルティは、新規顧客との最初の接点を作る目的として配られることもあります。

商業ビルで携帯電話やウォーターサーバーの営業スタッフがノベルティを配布している光景を見かけたことがあるでしょう。

これは会話のきっかけを作り、サービス説明へとつなげる営業手法です。

いきなり声をかけるより、「よろしければどうぞ」とノベルティを差し出す方が、相手も立ち止まりやすくなります。

商品やサービスを思い出してもらうため

ノベルティのもう一つの重要な目的は、継続的なブランド想起を促すことです。

人は時間の経過とともに企業名やサービス内容を忘れがちですが、日常的に目にするノベルティがあれば話は別です。

いざサービスが必要になった時の「あの会社に相談してみよう」という行動や、リピート購入への心理的なハードルを下げる効果を生み出します。

ひらめく人

ノベルティの活用は、広告やキャンペーンと同様に費用をかける価値のある施策です。

ここでは、ノベルティによって得られる具体的なメリットを整理します。

企業の名前を覚えてもらえる

ノベルティには、社名やロゴ、Webサイトのアドレスなど企業情報が記載されていることが一般的です。

受け取った人がそれらを意識的に読むことは少ないかもしれませんが、使用するたびに視界に入り、無意識のうちに記憶に定着していきます。

特に、ボールペンやメモ帳などは日常的に繰り返し使われるため、長期的な接触が見込めます。

「名前は見たことがある」「ロゴに見覚えがある」といったレベルの認知であっても、いざという場面で企業を思い出してもらえる確率は高まります。

また、テレビCMや雑誌広告のように一瞬で消費される媒体と異なり、ノベルティは手元に残り続けることで時間をかけてブランド認知を育てるという強みがあります。

受け取ってもらえる確率が高い

ノベルティのメリットは、チラシや広告と比べて格段に受け取ってもらいやすいことです。

人は「無料」や「非売品」という言葉に本能的に反応し、手を伸ばしたくなる心理があります。

街中でチラシを配っても素通りされがちですが、ノベルティなら、多くの人が受け取ってくれるでしょう。

また、ノベルティには「ここでしか手に入らない」という特別感があります。

この限定性が受け取った人の心に企業への興味を植え付け、サービスへの関心を高める強力な導線として機能するのです。

費用対効果の高さ

テレビCMや新聞広告は、短期間で広範囲にリーチできる反面、高額な費用が継続的な展開の障壁となります。

一方、ノベルティは比較的低コストで製作でき、ターゲットを絞った効率的な配布が可能です。

限られた広告予算の中小企業でも取り組みやすい現実的な手法といえるでしょう。

ノベルティの真価は、配布後の継続効果にあります。

チラシは一度見れば捨てられがちですが、ノベルティは「使えるもの」として日常生活に溶け込み、長期間にわたってプロモーション効果を発揮し続けます。

一度の投資で長期間の広告効果を得られるノベルティは、コストパフォーマンスに優れた賢い広告戦略なのです。

ノベルティをより効果的に活用するためには、配布する場面やタイミングも重要なポイントです。

相手の興味関心が高まっているタイミングで配布できれば、強い印象を残せます。

ここでは、特に効果が出やすい代表的なシーンを紹介します。

展示会やイベントでの来場者向け配布

展示会や販促イベントでは、来場者に向けてノベルティを配布することでブースへの誘導や企業名の認知拡大を目指します。

興味を持ってブースに立ち寄った人に、パンフレットと一緒にノベルティを渡すと効果的です。

資料請求や問い合わせ時の特典として

Webサイトや広告経由で資料請求を受け付ける際、ノベルティを特典として設定するとコンバージョン率の向上が期待できます。

新規オープン・リニューアル時の来店記念

店舗の新規オープンやリニューアル時には、記念品としてノベルティを配布するケースが多く見られます。

新しい店舗は知名度がゼロからのスタートとなるため、まずは「存在を知ってもらう」ことが最優先課題です。

ノベルティ配布は、地域住民への認知拡大や来訪のきっかけ作りに効果的です。

既存顧客へのフォローアップとして

既存顧客への定期的なフォローや、周年記念などの節目で感謝の気持ちを伝える目的でもノベルティは配られます。

こうした活用は、顧客ロイヤルティの向上や、継続的な関係構築にもつながります。

ノベルティ

ノベルティを配布する目的が明確であったとしても、用途やデザインが適切でなければ期待した効果は得られません。

相手の印象に残り、手に取ってもらえるノベルティを選ぶためには、以下のポイントを押さえる必要があります。

ターゲットを決める

まずは配布するターゲット層を把握し、その人たちが好むグッズは何かをリサーチします。

例えば主婦層であれば日用雑貨、そしてビジネスマン層ならボールペンやペンスタンドなど、学生ならクリアファイルあたりが好まれるのではないでしょうか。

若年層向けのプロモーションであれば、遊び心やデザイン性のあるグッズが喜ばれる傾向があります。

実用性の高いものを選ぶ

ノベルティは使ってもらえなければ意味を成しません。

そのため、実用性が高く日常的に使ってもらえるものを選ぶことが大切です。

ボールペンやふせん、メモ帳、カレンダーなどの文房具類、エコバッグやタンブラーといった生活雑貨は、幅広い層に受け入れられる定番グッズといえます。

さらに、季節感のあるアイテムを選ぶと印象に残りやすくなります。

夏ならうちわや扇子、冬ならカイロやブランケットなど、季節に合わせたノベルティは特に喜ばれやすいでしょう。

オリジナル性

ありふれたノベルティでは印象に残りにくいため、企業のロゴやカラーを活かしたオリジナルデザインが効果的です。

特におしゃれで洗練されたデザインは、明確な差別化になります。

デザインの自由度が高いアイテムほど、らしさを表現する余地が大きく、オリジナリティを発揮しやすいでしょう。

予算

ノベルティ配布数が多い場合は、1個あたりの単価に注意が必要です。

質を重視するあまり1個あたりの単価が高くなりすぎると、配布数が限られてしまい効果が薄れるおそれがあります。

予算内で最大限の効果を得るには、費用対効果のバランスを考えなければなりません。

来場者数の予測や配布期間に合わせて必要数を見積もりましょう。

また、ノベルティを商品購入や来店などの条件付きで配布する場合は単価の制限があります。

この場合、景品表示法における総付景品に該当するため、取引価格が1,000円未満は200円まで、取引価格が1,000円以上では取引価格の20%までという上限が定められています。

景品表示法は、過大な景品で消費者を誤認させないための法律です。

違反すれば企業の信頼を損ねる可能性があるため、必ずルールを守った上で予算を組みましょう。

光り輝くプレゼントボックス

それでは最後におすすめのノベルティグッズを紹介します。

腕時計

腕時計は実用性が高く、特別感のあるノベルティとして人気があります。

特にオリジナルデザインの腕時計は他では手に入らない希少性があり、注目を集めやすいアイテムです。

文字盤や裏面にロゴや社名を入れられるため、日常的に目に触れる機会が多いのもポイントです。

単価は比較的高めですが、そのぶん印象に残りやすく、展示会やキャンペーンの目玉アイテムとして効果的に活用できます。

ノベルティ腕時計の製作事例はこちら

ポケットティッシュ

ポケットティッシュは、誰にでも受け取ってもらいやすく、単価を抑えられる点が大きな魅力です。

消耗品のため長期的な訴求力には欠けますが、街頭配布やイベント会場などで大量に配布する場面では非常に効果的なノベルティといえます。

エコバッグ

エコバッグは、レジ袋の代わりや買い物用として活用できる実用性の高いノベルティです。

ただし、デザイン性や耐久性に欠けると使われずに終わってしまうため、素材やサイズ感に工夫を取り入れることが大切です。

折りたたみ式や流行のカラーを採用すれば、普段使いしやすくなり、活用される可能性が高まります。

ボールペンなどの文房具

文房具は取引先などビジネスシーンでの配布に適しており、職場で日常的に使ってもらえる可能性が高いノベルティです。

品質にこだわることで使用頻度が上がり、より効果的な宣伝につながります。

ただし、低品質なものだとすぐに使われなくなってしまう恐れがあります。

書き心地や耐久性に配慮したアイテムを選ぶことが重要です。

タオル

タオルは幅広いシーンで活用されやすいノベルティです。

男女や年齢を問わず使ってもらいやすい点もメリットといえます。

デザインや素材に工夫を凝らしたものを選ぶと、日常的に使ってもらえる可能性が高まります。

ノベルティは、企業や団体が認知拡大に活用できる販促手段です。

手元に残ることで接触機会が増え、広告とは異なる長期的な効果が期待できます。

ただし、配布の目的やターゲットに合わないグッズでは印象に残りません。

実用性やデザイン性を踏まえて選定し、企業らしさを伝える工夫が求められます。

特にオリジナルの腕時計は高い訴求力があり、他社との差別化にもつながるノベルティです。

NEW COLORSでは、ノベルティ向けのオリジナル腕時計を多数製作しています。

製作事例も掲載していますので、ぜひご覧ください。

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