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社内向けの周年記念イベントの開催は何をすればいい?

周年記念イベントは、企業や団体が節目を祝うために開催される行事です。

社外に向けてはマーケティングといった側面が強い一方、社内に向けては主に社員への労いを示す場として実施されています。

社員向けの周年記念イベントを企画する際に、どのような内容にすれば良いか判断に迷う担当者は多いのではないでしょうか。

本記事では、社員向けに実施しやすい周年記念イベントの具体的なアイデアを紹介していきます。

社員が集まっている

社内向けの周年記念は、どんな目的で開催されるでしょうか。

エンゲージメント向上

社内向けに行う周年記念イベントの目的の一つが、エンゲージメントの向上です。

ここで言うエンゲージメントとは、社員と会社との関係性の強さを指します。

普段、経営陣が社員に対して思いを伝える場は多くありませんが、周年記念イベントでは全社員に届けられます。

経営側の考えを知ることで社員の信頼が高まり、会社との結びつきも強くなります。

企業理念の浸透

周年イベントは、会社の理念や大切にしている価値観を全社員に浸透させる機会です。

企業理念は、時間の経過や人の入れ替わりで理解に差が生まれることもあるでしょう。

改めて企業理念を示すことで、社員が会社の方向性を共有しやすくなり、組織としての一体感を育むことができます。

生産性向上

周年イベントには、生産性を向上させるために実施する目的もあります。

例えば、社内表彰制度です。

永年勤続者への表彰や記念品贈呈を通じて、社員のモチベーション向上を図れます。

表彰される姿を目にした他の社員も「自分の努力も認められたい」という気持ちを抱くようになるでしょう。

このような前向きな意識の広がりが職場全体の雰囲気を良くし、職場全体の生産性向上に期待できます。

コミュニケーション活性化

周年イベントは、コミュニケーションを活性化させる目的もあります。

全社員が一堂に会することで、普段は接点の少ない部署同士が交流できる機会が生まれます。

部署の垣根を越えて話すことで情報共有が進み、社内の連携が取りやすくなります。

職場の雰囲気が明るくなればストレスも減り、働きやすい環境づくりにもつながります。

進め方

社内向けの周年記念イベントを開催するときは、どう進めていけばいいでしょうか。

ここでは、押さえておきたいポイントを紹介します。

開催目標

社員向けの周年記念イベントの企画段階で、具体的な目標を設定しましょう。

目標があいまいなままでは企画が散漫になり、成果につながりにくくなります。

目標設定することで準備すべき内容や必要な取り組みが見えてきます。

社員への理解

周年イベントで社員に満足してもらうためには、社員が何を求めているかを把握することが大切です。

興味・関心のあることを分かっていれば企画に取り入れられます。

リサーチのため、必要に応じてアンケートで声を集めるのも有効です。

社員の状況に合わせてイベントを工夫すれば、楽しんでもらえるでしょう。

社員一丸となってもらう

周年イベントは、社員が一丸となって作り上げることが重要です。

多くの社員が企画や準備に関わることで、イベント全体に盛り上がりが生まれます。

主体的に参加する社員が増えるほど、当日の一体感も強くなります。

専門サービスの活用

企画や運営に不安がある場合や、リソースが不足している場合は、イベント会社などの専門サービスを活用するのも有効です。

経験豊富なプロに相談すれば、目的に合った提案を受けられます。

運営まで任せられるため、社内の負担を減らしつつ、質の高い周年イベントを実現できます。

アイデア

記念式典

記念式典は、周年イベントの基本として多くの企業で実施されます。

式典は会社の歴史を振り返り、これまでの歩みを伝えられる良い機会です。

社員全員で祝う場でもあるため、堅苦しくなりすぎず参加しやすい雰囲気づくりを心がけるとよいでしょう。

社内表彰

周年記念に社内表彰を取り入れるのも有効です。

成果を上げた社員や長く勤めている社員を表彰すれば、大きな励みになります。

表彰時には特別な記念品を添えると喜んでもらえるでしょう。

記念グッズ配布

参加者全員に周年記念品を配布することは、多くの企業で実施されている効果的な取り組みです。

記念品配布は、社員に対して感謝の気持ちを形として表現できます。

選定の際は、社員のニーズや年齢層に合わせたグッズを選ぶことが大切です。

多くの社員が望むものを贈ることができれば、周年記念をより意義深いものにできるでしょう。

大会・コンテスト

クイズ大会やアイデアコンテストなど、社員が参加できる企画を取り入れるのもおすすめです。

上司や同僚と一緒に盛り上がったり、普段関わらない部署同士で協力したりと、仕事の場では得られない体験ができます。

誰でも参加しやすい内容に工夫すれば、多くの社員が楽しめるイベントになります。

ムービー制作

創業から現在までの歩みを振り返る映像を制作し、式典で上映するのも面白いアイデアです。

創業者や長期勤続者のインタビューを盛り込むことで深みが増します。

各部署の紹介動画を制作するのも興味深い取り組みです。

日帰り旅行・レクリエーション

周年記念に日帰り旅行や、レクリエーション活動といったイベントを取り入れることも人気があります。

例えばテーマパークを貸し切ったイベント、ハイキングやBBQといった自然体験、ボウリングやゴルフコンペなどのスポーツ大会など、様々な選択肢があります。

普段の業務では関わりの少ない部署間のコミュニケーションが生まれ、楽しい思い出となるでしょう。

スピーチ大会

社員参加型のスピーチ大会を開くのも良い企画です。

発表する社員にとっては自分の考えを伝える場でもあり、成長の機会にもなるでしょう。

普段は知ることのできない他の社員の考えを聞ける有意義な時間となります。

特別ゲスト招待

盛り上げたいときは、有名人やインフルエンサーを招待する方法もあります。

普段接することのない著名人に会える体験は、社員にとって忘れられない体験になります。

ゲストは、企業理念や事業内容との関連性があるか、社員や参加者にとって親しみやすい存在かを基準に選ぶとよいでしょう。

社会貢献活動

周年記念に社会貢献活動を実施する企業もあります。

地域での清掃活動や環境保護プロジェクト、教育機関への寄付や奨学金制度の創設、災害支援やチャリティ活動などがその一例です。

こうした取り組みは企業としての責任を果たすだけでなく、社員が自分の会社を誇りに思えるきっかけにもなります。

まとめ

社員向け周年記念イベントのアイデアを紹介しました。

周年記念イベントは、社員の日頃の働きを労い、一体感を高める場として行われます。

社内表彰やグッズ配布、レクリエーション、ムービー制作、特別ゲストの招待など、企画の方法はさまざまです。

節目の年は大規模に、毎年行うなら気軽に参加できる形にするなど、規模や予算に応じた工夫も欠かせません。

自社らしい周年イベントを設計できれば、社員にとって価値ある時間となり、働く意欲を高めてくれるものとなるでしょう。

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